ファッションの上手い人は、コーディネートで注意すべきポイントを把握しています。決して難しいものではなく、コツさえつかめばファッションの初心者でもコーディネートを整えられるものです。まず、全体のシルエットに注意しましょう。ここで大切なのはIライン、Yライン、Aライン等、格好良く見えるシルエットが作られているかを確認する事です。
手持ちの服を組み合わせる時も、お店で服を購入する時も、シルエットを意識すると良い服を購入しやすくなります。次に、フォーマルになり過ぎていないか、逆にカジュアル過ぎないかを注意しましょう。基本的にはフォーマルの比重が高い方が格好良く見えますが、やり過ぎると制服に近いものになってしまいます。例えば、Iラインのように細身のシルエットで上下を揃える場合はフォーマルな印象を与えすぎる事がありますので、1つか2つでもカジュアルなアイテムに取り替えると良いでしょう。
一方、カジュアル過ぎるコーディネートをするのは、ファッションの初心者にありがちな失敗の1つです。特に、柄の入ったアイテムを選んでコーディネートしてしまいがちですが、そうしたアイテムはファッションの上級者でも合わせるのが難しい物になります。カジュアル過ぎると思った時は、無地のシンプルなフォーマルアイテムに取り替えていきましょう。シルエットを上手く整え、フォーマルとカジュアルの比重を上手く調整できている。
こうした基本を押さえているのに格好良くならない場合は、あと一歩のおしい状態にあります。そこで、ボトムスの裾幅を狭める、腕にアクセサリーや腕時計を付ける、衿の高いジャケットを着る等、人の目が集中しやすいポイントを改善すれば格好良く見えやすくなるものです。