ロレックスは一般的なユーザーだけでなく、投資家の間でも人気を集めているブランドです。投資家は、値段が比較的安定していて安いタイミングで購入する、値段が上昇したときに売却するといった取引を行います。ロレックスは中古品でも人気が高いモデルは高額な値段で取引されることが多いですし、世界的にも有名なオークションでは現存している数自体が非常に少ないモデルが高価な値段で落札されることも少なくありません。中古といっても状態により値段が変わりますので、購入するときなどはどのような理由で価格が安いのか、このような見極め能力も必要です。
ロレックスは買取が行われた後、メンテナンスを行った上で中古品として流通されることになりますが、純正パーツでの交換は時計の価値は損なわれていないけれども、純正以外のパーツで修理が行われてしまうとその時点で価値は下がります。そのため、修理履歴がある中古のロレックスを購入するときには、純正パーツを使っているのか否かの確認もしておいた方が安心です。ちなみに、一般的に多くの時計メーカーは生産終了後は10年程度の中でパーツを保持しているので、この間の修理は可能です。これに対してロレックスは、生産終了後25年(モデルにより変わります)が一つの目安になるといわれています。
メーカーがパーツを保管している間は修理はできるけれども、これを超えると修理ができないケースもあることを理解しておきましょう。